【1年使って分かった】システム手帳とスマホの使い分け

  • URLをコピーしました!

システム手帳を買って1年が経った。


1年前にKnoxのピアスというシステム手帳を買ったのだけど、その時に悩んだのが「スマホとどう使い分けるか」だった。1年の使用の中で、手帳の便利なところ、不便なところ、そして自分なりの使い方も見えてきたので、まとめてみたりする。

目次

手帳を買うときに悩んだのはスマホとの使い分け

「手帳は欲しいけど、スマホがあるから結局使わなくなるんじゃ……」


「スマホと手帳のどっちにメモしたか分からなくなって、むしろ非効率にならないかな……」



私が手帳を買う前に悩んだのがコレ。
ぶっちゃけ、手帳でできるコトのほとんどはスマホでできるのでね……。だけど結論からいうと、手帳、買ってよかった。



もし同じように悩んで手帳の世界へ足を踏み入れることを躊躇しているとしたら悲しい。ぜひ、この記事を読んで欲しい。

スケジュール管理はどう考えてもスマホが便利。


ぶっちゃけスケジュール管理だけでいえば、手帳の出る幕はない。身も蓋もない言い方に聞こえるかもしれないけど、個人的にはそれでいいと思ってる。今と15年前とでは、手帳が担う役割は変わってきてる。


まず、スケジュール管理について手帳がダメな理由。それは、共有できないから。今の私たちの生活では、スケジュールは共有してナンボ、みたいなところがある。Zoomのリモート会議招集も、美容室や整体院の予約も、スマホの中で勝手にカレンダーにぶち込まれる仕組みになってる。



それをいちいち手帳に「15:00〜 田中さんとZoom会議」なんて手書きで書くのはいくら何でもアホくさいじゃない。二度手間だし、ミスの原因にもなる。



「え、スケジュール管理をスマホでやるなら手帳いらないじゃん」



そう思ったなら待って欲しい。あと3分くれ。
昔は、スケジュール管理 は手帳が担う役割の主役だったに違いない。役割・オブ・役割。でも、今は「アナログゆえに出来ること」に手帳の価値は集約されている。スケジュール管理なんてできなくても、ちゃんと手帳の価値はあるので安心して欲しい。

ログの管理は手帳がとても便利でして。


ログ、つまり「その日何をした」みたいな記録は手帳の方が便利。



私たちの生活は、ログで溢れている。

  • 今日の体重
  • 今日は何km走った
  • 腹筋と腕立てをやった
  • 1日の摂取カロリー
  • 資格の勉強を何時間した
  • ランチにいくら使った


あなたも何かしら記録してるものがあるのでは。
まぁ、これもスマホで出来ますけども。ただ、スマホだと、複数のアプリと使わないといけない。ランニングならNIKEのやつとか、勉強ならスタディサプリとか、ランチ代なら家計簿アプリとか。用途によってアプリが分かれるので、結構大変。



でも、手帳だとサッと書いておけば十分。


ランニング 5km
ランチ代 700円
食事 1500kcalくらい



みたいな感じで済むので、便利。アプリみたく別々に開く必要もない。月間カレンダーを見渡した時に、活動履歴が見渡せるのは結構良いなと思った。「結構頑張ってるじゃん、俺」と思える。

思考整理は手帳が最強。


私の場合は、手帳の用途としてはほぼコレ。
誰しも頭の中を整理したいときってあるじゃない。

  • 年間の目標を立てる
  • 年間を振り返る
  • 自身のキャリアについて考える
  • ビジネスの戦略を考える

抽象的な物事を考える時はやっぱり手で書くのが良い。書くことを通じて思考が整理されやすい。デジタルツールであればnotionとかevernoteとかある。確かに便利ではあるけど、思考を広げたり整理する作業においては手書きの方がやりやすい。



例えばこのブログの記事も、手帳にアイディアやざっくりとした構成を書き出した後に、notionで下書きをして、その後にWordpressで記事にしている。「二度手間だから最初からnotionでいいじゃん」という意見もあろうが、それが中々上手くいかない。アイディアを出したり、思考を広げるのはどうしても手書きに敵わないんですわ(もちろん、デジタルツールで問題なくできる人もいるだろうけど)。プレゼン資料作るときに、いきなりパワポ開いたら何も思い浮かばない、という事象に近いかもしれない。

そして、何より育てる喜び。

knoxピアス



色々書いたけれど、私が手帳を買った最大の理由は「カッコいいから」。それに尽きる。なんか使い込まれた革の手帳ってカッコいいじゃない。


使っているうちに革が馴染んで、小さい傷がついたり、擦れて艶が出てきたり。そうやって「自分だけの手帳」になっていく過程がたまらないし、そういう手帳を持っている人ってなんかカッコいい。


私がKnoxのピアスという手帳にした理由は、革のエイジングがカッコ良さそうだったのと、シンプルにして王道なシリーズだったこと。KnoxにはFLUCTとかNピアスとかカッコいいモデルはたくさんある。けれど、原点にして頂点であるピアスを使い込んでナンボだろう、と。ピアスを使ったこともないヤツが手帳を語ったらダメだろうと(偏見)。

買ったばかりの頃のピアス。しっとりしてて、ポフポフする柔らかさだった。




2年目もピアスを育てつつエイジングの報告もこのブログでしたいなと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次