2台目を購入。デバイスタイルのコーヒーグラインダーを愛してやみません。

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コーヒー豆用の電動ミルが壊れた。



Device STYLE(デバイスタイル)のGA-1というモデルをかれこれ10年程使っていましたが、コンセントが断線してしまい買い替えることに。当時9,000円くらいだったし十分頑張ってくれました(が、悲しい)。



さて、新しいグラインダーをどうしようか、と。Amazonを見るとデバイスタイルよりコンパクトで安いモデルが並んでいるし、「いっそカリタのナイスカットとかガチ勢モデルでもいいかも?」などと思いながら1週間くらい悩み散らかしました。で、結局またデバイスタイルを買いました。GA-1の後継機種GA-1Xというモデル。機能面でのマイナーチェンジはあったものの、10年越しにほぼ同じものを購入するという偏愛


左(シルバー)が以前使ってたGA-1。右のブラウン(黒に見えるけど)が新しく買ったGA-1X。見た目ほぼ一種。

機能面の違いは、旧モデルは豆を挽いてる間ずっとボタンを押し続けないとダメだったのですが、現行モデルはその点は改善しています。また、2分間たつと自動で停止する機能も搭載されました。一応、カラーはブラウンなんですがほぼ黒です(公式サイトの画像はかなり茶色に見えますが、私の写真の方が現実に近いです)。

目次

デバイスタイルのグラインダーが最高な理由。

ここからは私がデバイスタイルのグラインダーを愛する理由をひとしきり述べ続けます。

ガジェットとして無駄がなく洗練されていらっしゃる。

10年前に買ったDevice STYLE GA-1(左)と2024年に買ったGA-1X(右)


写真の通り10年経ってもデザインがほとんど変わってません。変える必要がない、つまり10年前からもうデザインとしては完成してると解釈できます。装飾美ではなく機能美といいましょうか。デザインに無駄がないのがいい。

デバイスタイルのグラインダーはNORMALモードとLOWモードの2つのみ。


モードは2つあります。NORMALモードとLOWモード。LOWの方がゆっくり丁寧に豆を挽く設定です。均一に挽けるのと、摩擦熱を低減するので豆の風味を損なわない(らしい)。ただ、NORMALでもLOWでも極端に時間が変わるワケではなく、どちらのモードでも1人分なら20秒くらいで挽けます。

側面のダイヤルで挽きの粗さを調節します。1〜5までの5段階。濃いめが好きな人は1か2でどうぞ。

頭の蓋をパカっと開けて豆を入れる超シンプル構造

早く均一に挽ける

デバイスタイルで挽いた豆。粗さ設定は3くらい。

電動ミルは大まかに「プロペラカッター式」と「コニカルカッター式」の2つに分かれます。プロペラ式はミキサーの刃を想像してもらえればと思います。割と価格が安いモデルが多いですが、挽き目の均一さではやや劣る印象。



デバイスタイルはコニカルカッター式で、ギザギザした歯車と歯車の隙間に豆が入ってすり潰されるイメージです。歯車の間隔を調整することで挽き目の粗さを調整しています。メリットとしては早く均一に挽けること。プロペラ式に比べると価格はやや高めかも。



以前は「豆の挽き目が均一かどうかで味なんて変わらないでしょ」と思ってたのですが、実は味にかなり影響します。コーヒー生活を始めたばかりの時は気にならない味の違いも、コーヒーを知るほどに気になってきちゃうんですよね。そういう意味では、最初からコニカル式にしておけば長く使えます。

静電気は気にならない

電動ミルを選ぶ際に、静電気は気にしましょう。豆を挽く際にはカッターが高速回転するため、どんな機種でも多かれ少なかれ静電気は発生しますが、なるべく帯電しにくいものがいいです。


カップ(=挽いた粉が落ちてくる場所)に帯電すると、粉がこびりついて残ってしまいます。手入れが面倒ですし、かといって放っておくと次に使用する時に古い粉(酸化して酸っぱくなってる)が混ざってしまいます。そんなこんなで面倒になって使わなくなった…というのはよくあるパターンです。


私が所有するカリタのセラミックミルという機種はめちゃくちゃ静電気が帯電します。なので、粉を落とすようのブラシまでついてますが、恐ろしく面倒なので結局使わなくなりました(ミッドセンチュリー感漂う見た目だけで買ったのが失敗でした)。



デバイスタイルも静電気が全く無いワケではないですが、カップにこびりつくという事はないですし、特にストレスは感じないです。

もっと安いメーカーもあるけれど選ぶ際は慎重に。

Amazonで調べると安くてオシャレな電動ミルはたくさんあります。ただし、見た目だけで選ぶのはやめましょう。正解はないですが、判断基準は主に下記の通り。自分のライフスタイルにあったものを選びましょう。

  • サイズ感
  • プロペラ式かコニカル式か
  • 充電式か電源式か



安くて小さいモデルはほとんどが「プロペラ式」で「充電式」です。場所を取らないのがメリットな一方、挽き目の均一さが微妙だったり、充電が切れてコーヒーを飲みたい時に飲めない心配があります(充電しながらは使えるモデルはほぼ無いと思います)。私はいちいち充電するのが面倒なので、充電式は避けました。

結論。デバイスタイルは最高だ。

2台目を迎え入れ、さらに10年デバイスタイルと生きていくと決めた私。とにかく使って欲しい。価格・性能・デザインのバランスにおいてこれほど完成された電動ミルはないと信じています。

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