ようやく。ようやく買えた。念願の初・Brother Brige。
2024年の夏頃にブランドの存在を知り「欲しい!」と店舗を訪れるも、欲しかったモデルの在庫が無く購入できず。2025年の1月にようやく手にいれました。たまらんので魅力を勝手に紹介します。
百貨店に並ぶ革靴にトキメキを失って。

最近は、Brother Bridgeをはじめ、Rutt Shoes(ラッドシューズ:コードバンのオーダー靴)、Skoob(スクーブ)、Rendo(レンド)、Rolling Dub Trio(ローリングダブトリオ:ブーツ)、Wheel Robe(ウィールローブ:クロムエクセル靴)などの浅草革靴ブランド勢が盛り上がってますね。
革靴好きならインスタやYoutubeでチェックしている人も多いはず。ちなみに私は芸人の南川さんのYoutubeでBrother Bridgeを知りました。ちなみに、南川さんの男くさいファッションはめっちゃ好きです。
Brother Bridgeは浅草で2014年に創業。職人による手作業に裏打ちされた品質と、流行に左右されずに履き続けられる普遍的なデザインが特徴。

浅草というと「これぞ日本」な街というイメージが先行しますが、靴の街でもあります。軍需における大量の軍靴生産のため浅草に靴の工場が乱立した歴史が今に繋がっています。
余談すぎますが、最近の浅草ってインバウンドの影響なのか、「外国人が思う日本」に寄せに行ってるというか媚びてる感があってなんだかなぁ、と思ったり。

靴の話に戻ります。百貨店の紳士靴売り場に並んでいるブランドでは、鞆ゑ(ともえ)も浅草のブランドですし、スコッチグレインの運営会社であるヒロカワ製靴も、厳密には浅草ではないですが隅田川を渡ってすぐのところに位置します。Brother Bridgeやその他の浅草勢も大きなブランドになる可能性もあり、応援したいです。
ただの偏見ですが、革靴が好きになればなるほど、よりマニアックな国内ブランドをディグってく人と、より高価な海外ブランドへ手を伸ばす人に分かれるような気がします。私は前者なので、最近はもう浅草以外で革靴買いたくないとすら思う病いにかかっています。
定番モデルはHenry(ヘンリー)。だけどNEIL(ニール)を買った。

Brother Bridgeのアイコン的存在は間違いなくHenry(ヘンリー)という編み上げブーツです。ボクサーシューズをモチーフとした”オトコ”全開なデザインがカッコ良すぎて、入荷しては即完売、を繰り返しています。私が店舗にお邪魔した時は、外国人のお客さんもHenryを求めて来店されてました。
Henryかっこいいですね。うん。本当にかっこいい。ただ、私にとっては「眺めてる分には惚れ惚れする」という感じで、自分が履くのはどう履いていいか分からないし、そもそもブーツよりも短靴が欲しかったので候補から除外していました。当初、ダレルという短靴が欲しかったのですが完売で入荷予定も無し。店員さんが「年末に新しい短靴がまた出る予定です」と言われたので待つ事に。それが今回購入したNEIL(ニール)でした。



ずっと履いていきたいデザイン。
購入を決めた理由は2つ。 まず、プレーントゥにしてはやや細身で洗練された印象だったこと。プレーントゥって丸っこくてボテっとしたデザインが少し苦手だったのですが、NEILはシュッとしてかっこいい。そして、デザインが普遍的で流行に左右されないため、ずっと履けると思えたからです。


10年履ける靴を履こう。

10年は履きたい。 履ける品質だし、履けるデザインだから。


10年後にまたこの靴の写真を撮れたらいいな、と思うと楽しみです。