「カメラ機材専用のキャリーケースじゃなくて、普通の旅行用スーツケースにカメラ機材を入れて運びたい」
先日、ずっと使っていたAmazon Basicのカメラ用キャリーケースが壊れまして。1万円ちょっとの破格の割には使い勝手がよく気に入っていたのですが、キャスター部分が壊れてしまいました。リピート買しようかと思ったら、まさかの廃盤。
ー マジか。


じゃあ似たようなのを探そうか、と思って調べると、カメラバッグを作ってるメーカーのものは5万円くらいする。しかもなんかダサい。え、これに5万円かぁ……というためらい。
「それなら普通のスーツケースで良くね?」
で、最終的にたどり着いたのが下記の組み合わせ。
・One of. のスーツケース”Aqua NINJA”
・HAKUBAのインナーケース

これが最高だったので紹介します。
カメラ専用に設計されたキャリーケースと比べて、良かった点がいくつかあります。
- 旅行用のスーツケースとしても使える
- 価格が安い
- 音が静か
- キャスターは自分で交換できる
下記で詳しく説明します。
安くて軽くて静かなスーツケース:one of. Aqua NINJA

私が購入したのはOne of.(ワンオブドット)というメーカーのAqua NINJAというスーツケースです。機内持ち込みサイズのモデルです。価格は8,980円。
外寸:H55cm × W36.5cm × D23.0cm
内寸:H47.5cm × W33.6cm × D22.8cm
重量:2.6kg
とにかく軽い。機内持ち込みサイズのスーツケースは3〜4kgのものが多い中、3kgを切るのはめちゃくちゃ軽い。駅や撮影現場でエレベーターがない時は非常に助かります。

キャスターが交換可能
Aqua NINJAに決めた最大の理由は、キャスターを自分で交換できるから。冒頭書いた通り、前に使っていたAmazon Basicのキャリーケースはキャスター部分が壊れてしまいました。構造的に交換もできないので、敢えなく本体ごと買い替えに。
カメラ機材は重いので、どうしてもキュスターに負荷がかかります。消耗品ですので、いずれ壊れる可能性があるからこそ、キャスターだけ交換できるのは嬉しい。
静音キャスターが機材を振動から守る

Aqua NINJAのキャスターはとても静かです。平らなフローリングなら音も立てずにスーーーっと進む。キャスター部分にサスペンションが入っているため、振動をしっかり吸収してくれます。機材への振動は気になるところなので、安心感があります。
微妙なところ:ストッパーが付いていると嬉しい
価格と性能のバランスを考えると申し分のないAqua NINJAですが、強いていうならキャスターのストッパーが付いていると嬉しい。電車の中など、スーーーっと勝手に移動されると困りますしね。ただ、この価格でわがまま言えないし、そこまで不便じゃないのでオッケー。
HAKUBAのインナーケース

次にスーツケースの中身の話です。
Amazonで見つけたHAKUBAのカメラ用インナーケースが、ちょうど機内持ち込みサイズのスーツケースにフィットするサイズだったので購入しました。
- カメラ:2台
- レンズ:3本
- ストロボ:2灯
私はいつも大体これくらいの機材を持ち運ぶのですが、容量に関しては問題ありませんでした。もっと荷物が多い方はキャリーオンバッグをスーツケースの上に載せて運ぶとかでもいいかと。


カメラ専用バッグを買うよりはコスパが良い

ヨドバシカメラのカメラコーナーに置いてあるようなカメラ専用のキャリーケースも品質的には優れているとは思います。耐久性も高そうですし、収納も考えられている。ですが、高い。5万円て。そこに5万円出すなら機材にお金使いたい。
カメラ専用のキャリーケースの場合、壊れてしまうとまた本体ごと買い替えになってしまいます。普通のスーツケースであればアンダー1万円で済むところ、また5万円も使うことになる。という事で、カメラ専用キャリーケースは選択肢から除外しました。
機材を持ち運ぶためのキャリーケースが欲しいけど、カメラ専用のはちょっとな……という方や、普通のスーツケースで機材の持ち運びに使いたいという方には、Aqua NINJAとHAKUBAのインナーケースはおすすめです。